◆ オレンジ ◆
赤は激しい熱を連想させますが、「オレンジ」は太陽と火の穏やか
な温かさと密接に関連付けられます。オレンジのエネルギーは、
火のようにある種の方向性と目的を示し、自身の存在を向上させ
る道筋に沿って動いていきます。
オレンジは確かにダイナミックですが爆発的な赤よりは思慮深
く、抑制されています。赤と黄色の混合であるオレンジには、こ
の二つの原色の特性が融合しています。
また、原色を混ぜることで得られる二次色のオレンジ、グリーン
、バイオレットには、対立するエネルギーのバランスをとる力も
あります。
そして、オレンジのバイブレーションの大きな特徴のひとつは好
奇心であり、そのため特に実務的な面で探究心や創造性を生みます。
◆◆ 生きていることを楽しむ ◆◆
赤は集中するエネルギー、つまり自己中心的なエネルギーですが、別の場所ではどんな感じがするのか手を伸ばして確かめようとするのがオレンジです。
それはまるで、なんでも手につかんで口に運び味わってみようとするよちよち歩きの子供に似ています。
オレンジは、遊びの感覚と楽しさを通して世界を体験することを学んでいるところです。
オレンジのエネルギーには明確な目的と動き続けることへの本能があるために、障害はもちろん制限や停滞も創造的に取り除きます。
オレンジは、理知的に、あるいは考え抜いた上で答えを出すのではなく、むしろ直感的に問題を解決することを示しています。
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オレンジのエネルギーは、バランスのとれた状態の時には、自分から進んで「関わりを持つ」意欲や、実際的な探求に「自らの手を汚す」姿勢を生みます。
そして、創造的に時間を過ごす能力と、身体が何を必要としているかに気づく能力を与えます。
オレンジのエネルギーがなければ、頭の中にばかり感心が向かい、人生は思考、理性、理屈で満たされることになるでしょう。
オレンジは創造的な方法でそうした思考プロセスが現実世界で実際の行動となるように導き、それを楽しんむことを教えてくれます。
オレンジの色に燃えるほどの熱さはなく、暖かさが感じられます。日の出や日没の光は、創造的なアイデアのための感受性と冷静な思考を高めます
オレンジは、赤の新しいエネルギーと黄色の組織化させる性質を兼ね備えています。
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こんな時は、オレンジを・・
- 特に時間の経つのが遅く感じられるなど、わびしさと退屈を感じる
- 周囲の出来事に関心が持てず、とにかく何事にもかかわりたくないと思う
- 仕事や毎日の生活パターンを変えたくないという気持ちが強く、ものを「正しい」場所に置くことにこだわる
- まじめすぎて暮らしにユーモアや遊び心を見つけられない
- 五感を通じて快楽を体験することや、官能を楽しむことを恐れている
- 過去を手放すことができず、特に事故やショックな出来事の後に、「もしあの時、こうだったら」「もし私がこうしていたら」と、心の中でくよくよ考え続ける
- 「創造性が衰える」というような、人生に行き詰まりを感じる
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ストレスを感じている時、またはショックや驚きを感じた後にオレンジの色合いを身に付けると、身体がバランスの取れた状態に戻るための助けとなります。
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健康と幸福をもたらす光と色
【カラーヒーリング】サイモン&スーリリー著より抜粋
サイモン・リリー:1974年から自己開発ワークに深く関与し’86年からヒーラーとして活動、’91年にクリスタルセラピストの教育機関であるICGT(institute of Ceustal and Gem Therapists)の主任講師に就任。ツリーエッセンスその他、各種新しいエッセンスを開発(グリーンマンエッセンス)バイブレーショナルヒーリングの分野でさまざまなテーマについて著作活動と教育活動を展開中
スー・リリー:1978年よりヒーリングのためヨガと占星術の指導活動を開始、補完医療の分野で活動中。専門分野はネシオロジー、カラーヒーリング、フラワーエッセンスなど、瞑想センターの運営や各種団体の会長職を歴任、現在も補完医療やヒーリング関連団体の顧問を兼任。
◆イギリス・デボン州在住:長年にわたるカラーヒーリングの実践者であり、オーラソーマの創始者であるヴィッキー・ウォール女史とも一緒にワークをしていました。
・クリスタル&ジェム・セラピスト協会(ICGT)上席教官(サイモン&スー・リリー氏)
・英国クリスタルヒーリング関連団体連盟 (ACHO)議長(スー・リリー氏)
・英国フラワーエッセンス協会(BFVEA)会員・英国フラワーエッセンスプロデュサーズ協会(BAFEP)会員および代表
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